FAX番号:03-5565-8644 メールアドレス:vkmkajd@yahoo.co.jp
<心臓病と動脈石灰化とビタミンK>
ヨーロッパの疫学研究で、心臓病による死亡率とビタミンK摂取量が調べられ、ビタミンK2摂取量が高い群では心臓病による死亡率が顕著に低いことが報告された。このとき、ビタミンK2摂取量が多い群では、動脈の石灰化も抑制されており、ビタミンK2が動脈硬化を防ぐことにより、心臓病を抑制できると考えられた。一方、ビタミンK1の摂取量とは心臓病死亡率との相関が認められていない。
<動脈硬化とマトリックスGlaタンパク質とビタミンK2>
オステオカルシンが骨芽細胞によってのみ作られるのに対して、マトリックスGlaタンパク質は、骨、血管、肺、心臓、腎臓中の様々な軟組織によって作られる。マトリックスGlaタンパク質を欠損したノックアウトマウスの全身の動脈にカルシウムが沈着していることが発表されたことから、ビタミンKと動脈代謝との関係がクローズアップされることになった9)。動脈にカルシウムが沈着すると血管壁が硬くなり動脈硬化の原因となることが知られているからである。我々は、ビタミンK2(MK-7)が血管壁へのカルシウム沈着を防ぐことを確認している(図:工事中)。
ポリフェノール、カロテノイドなど動脈硬化を抑制する食品成分による動脈硬化予防は、抗酸化作用による過酸化脂質の発生抑制によって作用を発揮する。一方、ビタミンK2は動脈へのカルシウム沈着を防止するというまったく別のメカニズムによって動脈硬化を抑制し、心臓病の発症を防ぐという特異な機能を有しており、疾病予防での応用が期待される。
ヨーロッパの疫学研究で、心臓病による死亡率とビタミンK摂取量が調べられ、ビタミンK2摂取量が高い群では心臓病による死亡率が顕著に低いことが報告された。このとき、ビタミンK2摂取量が多い群では、動脈の石灰化も抑制されており、ビタミンK2が動脈硬化を防ぐことにより、心臓病を抑制できると考えられた。一方、ビタミンK1の摂取量とは心臓病死亡率との相関が認められていない。
<動脈硬化とマトリックスGlaタンパク質とビタミンK2>
オステオカルシンが骨芽細胞によってのみ作られるのに対して、マトリックスGlaタンパク質は、骨、血管、肺、心臓、腎臓中の様々な軟組織によって作られる。マトリックスGlaタンパク質を欠損したノックアウトマウスの全身の動脈にカルシウムが沈着していることが発表されたことから、ビタミンKと動脈代謝との関係がクローズアップされることになった9)。動脈にカルシウムが沈着すると血管壁が硬くなり動脈硬化の原因となることが知られているからである。我々は、ビタミンK2(MK-7)が血管壁へのカルシウム沈着を防ぐことを確認している(図:工事中)。
ポリフェノール、カロテノイドなど動脈硬化を抑制する食品成分による動脈硬化予防は、抗酸化作用による過酸化脂質の発生抑制によって作用を発揮する。一方、ビタミンK2は動脈へのカルシウム沈着を防止するというまったく別のメカニズムによって動脈硬化を抑制し、心臓病の発症を防ぐという特異な機能を有しており、疾病予防での応用が期待される。
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